2005年 09月 11日
バス「車両」のモデルとバスという「乗り物」のモデル
久しぶりになんとなく雑談っぽい内容です。

何ともつかみ所のないタイトルですが・・・今日は趣味仲間の方とじっくり久々にお話しを機会があり、そのなかでふっと思ったことがこのタイトル。

バスモデルといえば、バスの「車両」のモデルのことを一般的にはさしていますが、よくよく考えると、同じ1台のバスモデルが、「車両」のモデルと言う場合と、バスという「乗り物」のモデルという場合があるのではないかと気付きました。

バス「車両」のモデルとなれば、これは徹底的に実物の車両を「正確に」縮小したモデルがよいモデルでしょう。つまり実物車両のイミテーションを作ることが目的のモデルですので、車両の基本的な構造(尺やら屋根上機器、窓配置など)を正確に再現することが主旨になり、そこに労力をつぎ込むことになります。

それにたいして、バスという「乗り物」をモデライズする、という観点から見ると、正確に再現したいのはそのバスが「乗り物」として活躍する姿を模型という手段で手元におきたい、残したいということが主旨になって来るでしょう。そうなれば、そのバスがどんな土地で活躍し、どんなところを走っているのか、そんな「イメージ」を車両のみならず場合によっては地面を再現したジオラマまでを創り、姿を再現するといった方向に労力をつぎ込みます。車両の屋根上機器の正確な位置よりも、方向幕の表記内容の方が重要になってくる、そんな場面もこうした捕らえ方からすれば十分ありうる話です。

考えて見ますと、私も当初はどちらかというと前者の考え方でしたが、最近では後者にシフトしつつあるような気がします。模型が好きでその中でバスというジャンルに関心を持ったのか、バスが好きでその一環で模型を楽しんでいるのか、この辺が上記の内容を左右する部分なのかもしれませんね。

別にどちらがいい、悪いという話ではありません。バスモデルをいろいろな方向から眺め、それぞれが自分なりに一番楽しめる方向を見出して、その気持ちに逆らうことなく、とにかく楽しめばそれが一番であることは間違いありません。

どうもモデルというものに対しては、ついつい前者のような追求をすることが唯一の価値観にともすればなりがちな気がするのですが、多様な価値観で、多くの皆さんとバスモデルを長く楽しめればいいな~と改めて思った次第です。
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by atbmodels | 2005-09-11 00:54 | そのほかバス関連


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